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2006'07.07 (Fri)

◇◆ 星に願いをかけないで ◆◇

◆ 星に願いをかけないで ◆
松前侑里(ill.あさとえいり)

新書館/ディアプラス文庫

星に願いをかけないで 星に願いをかけないで
松前 侑里 (2006/06)
新書館

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【More・・・】

ほぼ1ヶ月前に出て、ほぼ1ヶ月前に読み終えた松前侑里さんの新刊です(笑)。
全作品読んでるワケじゃないのでナンなんですが、たかいが読んだ松前作品の中には高校生同士のお話って無かった気が…。
なのでちょっと新鮮♪
しかもあさとさんのイラストがお話の可愛い雰囲気を更に強めてる感じ☆
ほのぼのしてて、やっぱりちょっぴり切ない。
毎回、松前作品には結構考えさせられます…。

義兄(姉の夫)千也に恋心を抱いている高校生・吉川晶。
“家族”に囲まれ倖せななずなのに、夜、家にいられない…そんな気持ちを紛らわせる為に始めた夜のコンビニバイト。
晶はそこにギターケースを背負って通ってきていた同世代の少年・本宮櫂にイキナリナンパされ…。

全てを自分の力で実現させてきた実姉・瑠璃と彼女の家族に囲まれ倖せなハズなのに、自分の中にある義兄・千也に対する恋心を自覚してしまった日から始まった晶の切なさ。

「…ごめん。流れ星は必要ないんだ
    おれの願いごとは叶わないほうがいいから…」


叶わない、叶って貰いたくない、でも押し殺す苦しみに胸を痛める晶の恋…。
酔ったイキオイで千也におんぶされる晶。
このシーンのイラストに色んな背景が見え隠れしてとっても切ない☆

そんな苦しい恋を抱えている晶を前向きな言葉と行動で支えて行くのが櫂♪

「感激していい?」

一見、お調子者のナンパな少年かと思いきや、櫂自身も結構抱えてて…でも、そんなモロモロを受け止めたモノだけが持つ力強さが晶を癒して行くのです☆
“自分の居場所”に拘る晶に、たとえ無価値であっても晶は晶…で、どんな晶だったとしても「好きだ」と告げる櫂。
でも、そんな櫂の言葉を晶は簡単に受け入れるコトが出来ない。
とっても大きな心の傷が癒えないでいるから。
深い懐で、澄んだ歌声で、時々冗談も交えて晶を包もうとしている櫂だけど、大きな男に見えて、そこはやっぱり高校生☆(笑)
千也を想う晶の気持ちを前に負けそうになる時もあるのです。
大人でも子供でもない世代特有の不安定さの魅力って云うのかな。

「…片想いって痛いよな」

って言葉に篭められた櫂の想いが後々心に響いてきます。

「だから…友達のまま、恋人にもなりたい。そういうの…ありかな」
「あり…だと思う」

松前さん独特の言葉の交わし方、テンポが好きなんですが、今作も随所に素敵なやり取りが散りばめられております♪

トコロで全編に亘って、千也の晶に対する気持ちが“弟”の域を出てないのがナンかイイよね♪
反面、甥っ子である悠が晶への想いを隠していないのもイイ♪(笑)
櫂をライバル視する、4歳児とは思えないナイトな悠がかなり魅力的なんですよ~☆
更に男前に成長した悠の話が読みたいな…とか思ったのはたかいだけじゃナイ気がする。
何卒ヨロシクお願いします(笑)。
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